エティハド航空はA380に新たなファーストクラスサービスの「アパートメント」「レジデンス・バイ・エティハド(The Residence by Etihad)」を導入すると発表しました。これはA380の2階席にファーストクラスとして設定するもので、9シートとベッドを設けているものです。A380の2階には、ビジネスとファースト向けラウンジを設けます。
「アパートメント」は個室仕様で、室内にモニター、シート、ベッド、ドレッサーなどが備えられています。さらにその上級クラス向けに、コンシェルジュやバトラーが常駐する「レジデンス・バイ・エティハド(The Residence by Etihad)」が2席分、設けられます。こちらは、プライベート・ジェットのような空間を旅客機で実現したものです。なお、このファースト仕様向けにはシャワールームが設けられ、フライト中に利用できます。
レジデンスは1名、または2名での利用が可能で、ロンドンのサボイ・バトラー・アカデミーで訓練を積んだスタッフが対応します。
エティハド航空のジェームズ・ホーガンCEOは長距離路線を運航する航空会社では最高のファーストクラスで、「大きなマーケットがある」としています。特に現在のエティハド航空はヨーロッパ路線のピーク期はファーストクラスの予約ができない時期があるなど、需要はあるとしています。
■The Residence Cabin -- A380 -- Etihad Airways
■#Reimagined - Dannii Minogue Interviews James Hogan - Etihad Airways