ボーイング、737 MAXプログラムで2,000機受注

ボーイング、737 MAXプログラムで2,000機受注

ボーイングは2014年5月20日、737 MAXプログラムで2,000機の受注を獲得したと発表しました。ボーイングは非公表の顧客から30機を受注し、この大台を記録しました。現在、39社、2,010機、カタログ価格で2,090億ドル分の発注総額にのぼっており、コミットメント分はさらに250機あります。

737 MAX 2,000機受注

ボーイングによると、2,000機受注は同社の歴史で最も早い達成となりました。特に、燃費効率が良く、航空需要が伸びていることから、737 MAXが過去最高の受注獲得につながっているとしています。また、ボーイングはライバル機と比べ、737 MAXの発表後は50%多く発注を獲得しているとコメントしています。

737 MAXはCFMインターナショナルのLEAP-1Bエンジンと新しいエンジンの搭載に留まらず、新しいウィングレットの搭載、787で採用した大型フライト・デッキ・ディスプレイの採用が予定されています。

最も重要な燃費については、現在の737次世代(Next-Generation)シリーズと比べ、737 MAXは14%改善されます。また、737NGとA320でも燃費効率は上回っているとし、737MAXとA320neoの比較でも、8%効率が良いとしています。

ボーイングは、2015年半ばに最終組立に着手、2016年に初飛行、2017年第3四半期にローンチカスタマーのサウスウェスト航空へ引き渡しに向け、全て順調に準備が進んでいるとしています。

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