エアバス、スペースプレーン実験機の飛行試験を南シナ海で実施

エアバス、スペースプレーン実験機の飛行試験を南シナ海で実施

エアバス・ディフェンス・アンド・スペースは、2014年5月1日から5月4日にかけて、同社が開発中の宇宙往還機、スペースプレーンの試験機の飛行実験を、南シナ海において実施しました。

Airbus Defence and Space SpacePlane

同社が開発中のスペースプレーンは、乗客を乗せ、高度100キロメートルまで上昇したのち帰還する宇宙旅行サービスを行うこと目指しています。外見は、普通のビジネスジェット機の後ろに、ロケットエンジンを装備したような姿をしています。

この実験機は実機の4分の1のサイズで、実験はシンガポール沖約100キロメートルの南シナ海上で行われました。実験機はAS350エキュレイユに吊るされて高度3,000メートルまで上昇、そこで切り離され、地上からの操縦によって飛行しました。その後無事に地面に着陸し、回収されました。

しかし、宇宙飛行を行う時期など、今後の具体的な計画は、現時点では明らかにされていません。

メニューを開く