三菱航空機、MRJ試験初号機のPW1200Gエンジンを受領

三菱航空機、MRJ試験初号機のPW1200Gエンジンを受領

三菱航空機は2014年6月5日、開発中の次世代リージョナル旅客機MRJに搭載するPurePower PW1200Gエンジンを、最終組み立てを行う三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場で受領したと発表しました。

このエンジンは、プラット・アンド・ホイットニー(P&W)がカナダのミラベル航空宇宙センターから出荷、MRJの飛行試験機初号機に搭載されます。エンジンの受領で今後、装備品の艤装作業が本格化します。

P&WのPurePower PW1000Gシリーズは、独自技術の「ギヤード・ターボファン(GearedTurbofan:GTF)」を採用した最新のエンジンです。タービンを高速回転させ、最適な効率を得る一方、ファンを低速で回転させ、燃費の向上と騒音の低減を実現しています。なお、PW1200Gエンジンは、P&WがMRJ用に開発したエンジンです。

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