MRJ試験初号機に搭載するPW1200Gエンジン 【画像】

MRJ試験初号機に搭載するPW1200Gエンジン 【画像】

三菱航空機は2014年6月5日、開発中の次世代リージョナル旅客機、MRJに搭載するPurePower PW1200Gエンジンを受領しました。そのPW1200Gエンジンを三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場で開梱した様子の画像を公開しました。

MRJ初号機に搭載するPurePower PW1200Gエンジン

<開梱後のPW1200Gエンジン 画像提供:三菱航空機>

到着したばかりの真新しいエンジンを、関係者が周りを囲み、感慨深げに見ている様子が印象的です。

MRJ初号機に搭載するPurePower PW1200Gエンジン

<プラット&ホイットニー施設での地上テスト 画像提供:P&W>

このPW1217Gエンジンはプラット・アンド・ホイットニーが9,000時間以上のテストを積み重ね、エンジンの能力と信頼性を高めてきたPurePowerエンジンの1つです。PW1200Gエンジンは独自技術の「ギヤード・ターボファン(Geared Turbofan :GTF)」を採用した最新のエンジンで、3Dエアロダイナミクス、軽量素材や圧縮機、燃焼器、タービンなど、技術改善が組み込まれています。

MRJ初号機に搭載するPurePower PW1200Gエンジン

<プラット&ホイットニーの747に搭載した試験飛行 画像提供:P&W>

プラット・アンド・ホイットニーは三菱航空機への引き渡しについて、「三菱とのエキサイティングなパートナーシップに参加でき大変嬉しい。MRJ初号機が飛行試験を行い、そのサポートを楽しみにしています」とコメントしています。

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