シコルスキー、S-97レイダー試作機に電源を投入 【画像】

シコルスキー、S-97レイダー試作機に電源を投入 【画像】

シコルスキーは2014年6月16日、開発中の軽戦術ヘリコプターS-97レイダー試作機に、初めて電源を投入したと発表しました。

軽戦術ヘリコプターS-97レイダー試作機

電源投入により、コクピットの多機能ディスプレイやコントロール・ディスプレイ・ユニット(CDU)が作動状態になり、機体に生命が宿ったことを意味し、初飛行への重要なマイルストーンになったとしています。

シコルスキーでは2014年末までにS-97を初飛行させ、2015年からはアメリカ軍向けのデモンストレーションを開始する予定です。

S-97は、同社が試作したX-2の技術を盛り込んだ同軸2重反転ローターと推進プロペラを組み合わせた軽戦術ヘリコプターの試作機です。X-2は、従来のヘリコプターの約2倍にあたる250ノットの速度を記録し、低騒音、パイロットの負荷軽減を実証しています。

メニューを開く