F-35A「AF-2」が1,000飛行時間を突破【画像】

F-35A「AF-2」が1,000飛行時間を突破【画像】

アメリカ空軍エドワーズ空軍基地(AFB)第412試験航空団(412TW)のF-35A「AF-2」が、2014年6月11日の試験飛行で1,000飛行時間を突破しました。パイロットはロッキード・マーティンのテストパイロット、ポール・ハッテンドーフ氏でした。

F-35A「AF-2」

AF-2は馬車馬(Workhorse)と呼ばれるほど飛行試験を続けている機体で、2010年5月17日にロッキードのテキサス州フォートワース工場からエドワーズAFBへ、AF-1とともにデリバリーされました。

飛行時の負荷を計測するために特別な補正と機器類が搭載されており、着陸やブレーキ、拘束フック着陸、射撃の試験が行われ、プラス9Gからマイナス3Gまでの試験、すべてのAOAでの構造負荷を計測する最初の機体でした。

エドワーズAFBには統合テスト・フォースが置かれ、412TWには6機のF-35Aと2機のF-35B、1機のF-35CとすべてのタイプのF-35が配備されています。アメリカ空軍は、2016年8月にF-35Aの初期作戦能力(IOC)獲得を目指しています。

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