セントレア、保安検査場でミリ波パッシブイメージング装置の実証試験

セントレア、保安検査場でミリ波パッシブイメージング装置の実証試験

中部国際空港(セントレア)は2014年6月23日(月)から6月26日(木)と7月1日(火)から3日(木)まで、国内線保安検査場でミリ波パッシブイメージング装置の実証試験を行っています。ミリ波パッシブイメージング装置は、人体から放射される微弱なミリ波電波を検出し画像化し、衣服などの下にある金属でできていない持物などを検知する「ミリ波サーモグラフィー」装置です。画像のイメージは、赤外線のサーモグラフィーの様にぼんやりとした画像で、体のラインが見える事はなく、プライバシーにも配慮がなされた機器です。

セントレアでは国内線保安検査場を利用する一般旅客、または空港従業員のうち、実験の主旨に同意し、実験に協力できる方を対象に、この装置の前で約5秒静止してもらい、撮像します。検査は任意で、装置に興味のある方の協力を呼びかけています。

なお、検査とあわせアンケートの回答も含めおよそ5分程度のため、航空機出発まで30分以上の余裕時間ある方の協力を呼びかけています。

研究は東北大学が主導して進めている文部科学省の「安全・安心な社会のための犯罪・テロ対策技術等を実用化するプログラム」事業で、マスプロ電工、中央電子が参画しています。

期日: 2014/06/23 〜 2014/07/03
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