アメリカ国防安全保障協力局(DSCA)は、2014年6月24日、国務省がメキシコへUH-60Mブラックホーク・ヘリコプターと関連機器、部品、トレーニングなどを対外有償軍事援助(FMS)で輸出することを承認したため、この輸出案を議会へ報告しました。
メキシコ政府は、UH-60Mを5機とT700-GE-701Dエンジンを13基、GPS/INSシステムを12基、M134 7.62ミリ機関銃10丁などと、部品、支援機器、訓練機器、サポートなど推定2.25億ドル分の売却を要求しています。
DSCAは、メキシコが犯罪組織や麻薬密売組織と戦うためにUH-60Mを使用する予定で、これはアメリカの国益に合致し、地域の軍事バランスを損なわないと評価しています。