エティハド航空とアリタリア航空、資本提携で合意 エティハドが49%出資

エティハド航空とアリタリア航空、資本提携で合意 エティハドが49%出資

エティハド航空とアリタリア航空は2014年6月25日付で、エティハド航空がアリタリア航空に対し、49%出資することで合意したと発表しました。発表で両社は主要な条件について合意したとしています。

両社はこれを受けて、関係当局への申請に向けて手続きを進めるとしています。49%出資は当局の承認が条件です。

エティハド航空は資本を出資して提携拡大を行う「エクイティ・アライアンス」と呼ぶ勢力を形成し、ヨーロッパではエア・ベルリンに29%、エア・セルビアに49%、ダーウィン・エアラインからブランド変更したエティハド・リージョナルに33%を出資しています。これにより、エティハド航空は自社便でヨーロッパ各地に展開するほか、ドイツ、セルビアと東と西ヨーロッパの航空会社との提携による路線と、エティハド・リージョナルによるリージョナル路線でヨーロッパでの勢力拡大につなげています。

このほか、エティハド航空はエアセイシェルに40%、ジェットエアウェイズに24%、ヴァージン・オーストラリアに20%、エアリンガスに5%の出資もおこなっています。

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