デルタ航空はアメリカ国内線で時には乗客を乗せずにフライトする便のてこ入れを行う。ロードファクターが12%程度にとどまる路線もあるという。このため、アメリカ国内でローカル線を維持するための法律EAS(Essential Air Service)プログラムに指定されている24空港の路線に影響がでるという。
なお、アメリカ運輸省がデルタに変わる航空会社を選定するまで、デルタ・コネクションを運航する各社が運航を継続する。なお、対象となる24空港は下記のとおり。
EASは航空会社が赤字で適正に路線を維持できない場合、補助金を使い航空路線を維持していくプログラム。航空会社が路線撤退を表明した場合、代替の航空会社が名乗りをあげる、またはアメリカ連邦航空局が航空会社に提案をおこなう。
■デルタが表明した撤退24空港空港 | 3レター | 搭乗率(%) |
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シーフリバーフォールズリージョナル空港 | TVF | 12.0% |
ミッドデルタリージョナル空港 | GLH | 27.6% |
デビルズ・レイク・リージョナル空港 | DVL | 30.3% |
ウォータータウン・リージョナル空港 | ATY | 35.0% |
ノースウェスト・アラバマ・リージョナル空港 | MSL | 35.7% |
フォート・ダッジ・リージョナル空港 | FOD | 39.1% |
レンジ・リージョナル空港 | HIB | 39.2% |
アルピナ・カウンティ・リージョナル空港 | APN | 39.5% |
テューペロ・リージョナル空港 | TUP | 41.0% |
ジェームズタウン・リージョナル空港 | JMS | 42.1% |
メーソンシティ市営空港 | MCW | 45.9% |
ピアリージョナル空港 | PIR | 47.4% |
フォード空港 | IMT | 48.7% |
スーゲートウェイ空港 | SUX | 51.4% |
フォールズ国際空港 | INL | 52.5% |
ブレナード・レイクス・リージョナル空港 | BRD | 52.6% |
ハッティズバーグ-ローレル・リージョナル空港 | PIB | 53.7% |
デルタカウンティ空港 | ESC | 55.2% |
アバディーンリージョナル空港 | ABR | 55.6% |
ペルストン・リージョナル・エアポート・オブ・エミット・カウンティ | PLN | 58.5% |
ベミジー市営空港 | BJI | 59.3% |
チップワ・カウンティー国際空港 | CIU | 60.0% |
ウォータールーリージョナル空港 | ALO | 61.4% |
バート・ムーニー空港 | BTM | 65.3% |