タレス・アレーニア・スペース、ベルギーのルーヴェンに新しい工場を開設

タレス・アレーニア・スペース、ベルギーのルーヴェンに新しい工場を開設

フランスに本拠地を置く航空宇宙大手のタレス・アレーニア・スペースは2014年6月26日、ベルギーに2カ所目となる工場を、ルーヴェンに開設したと発表しました。

この新しい工場には、まずは20名の技術者が在中し、人工衛星やロケットに使われる電子機器の開発や製造が行われます。また同じベルギー国内のシャールロアにある同社のマイクロエレクトロニクス工場とも連携し、研究開発を進めます。

同社のJean Loïc Galle社長は工場開設に際し、「ルーヴェンでこの新しい施設を開くことによって、私たちは、ベルギーの宇宙産業の地位を押し上げるでしょう。特に、この設備は、ヨーロッパの新しいロケット、アリアン6のための装置開発を行うことになります。私たちのゴールは、革新的な技術を開発し、私たちの地位を確かなものとし、アリアン6に搭載される電子機器や電装系のサプライヤーに選ばれることにあります」と述べました。

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