大森精工機、2015年3月にかずさアカデミアパークで新本社工場を稼働へ

大森精工機、2015年3月にかずさアカデミアパークで新本社工場を稼働へ

多摩川精機の完全子会社、大森精工機は2014年6月4日、千葉県木更津市の「かずさアカデミアパーク」内の工場用地で地鎮祭を催しました。大森精工機は新工場への移転で、東京湾アクアラインや圏央道で羽田、成田両空港へ利便性が向上する拠点で、航空機装備品、航空機用地上支援機材などの事業を展開します。

大森精工機は航空機部品の中でも、重要装備品として整備回数が多いホイール、ブレーキの整備を事業とし、国土交通省航空局の修理改造事業場認定を取得しています。このため、新工場への移転で格安航空会社(LCC)の就航増加から需要が高まっている航空機装備品整備分野、MRO(Maintenance Repair & Overhaul)ビジネスを発展的に拡大する計画です。

なお、新工場は2015年3月に稼働開始を予定しています。大森精工機では生産設備の更新、効率的な生産ラインを構築し、航空機関連事業に加え、自動車用と船舶用過給機の部品製造、電気油圧式スッテッピングシリンダーの製造・整備、護衛艦の油圧モーター・熱交換器の整備と現在は分散している各事業を集約し、高品質、高生産性の工場とする計画です。

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