VMGR-152のKC-130J 2機が岩国に到着、普天間からの移転第1陣

VMGR-152のKC-130J 2機が岩国に到着、普天間からの移転第1陣

山口県のアメリカ海兵隊岩国基地に2014年7月15日、第152海兵空中給油輸送飛行隊(VMGR-152)のKC-130J 2機が沖縄県の普天間基地から到着しました。これは沖縄のアメリカ軍基地負担を減らす目的で、沖縄県から本土への部隊移転の第1陣となります。

移転に伴い、VMGR-152は普天間基地の第36海兵航空群(MAG-36)を離れ、岩国基地の第12海兵航空群(MAG-12)に移行します。引き続き沖縄の第3海兵遠征隊(3MEF)の指揮下にありますが、MAG-12から必要な機材や物資の補給を受けます。

VMGR-152は、1950年代から1960年代に岩国基地に配備された時期もあり「岩国の地域社会との関わりに期待している」と隊長のマシューW.ストーバー中佐が話しています。部隊のニックネームは「Sumos(スモーズ)」です。

一方、沖縄の負担軽減策とはいうものの、実際の訓練は沖縄を中心に行うことになっており、どれほどの効果があるのか疑問視する見方もあります。

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