ボーイングは2014年8月22日、ツイッターでGEエンジン搭載の787-9について、アメリカ連邦航空局(FAA)から型式設計変更(Amended Type Certificate:ATC)を取得したと発表しています。ボーイングは2014年6月、787-9でロールスロイスのトレント1000エンジン搭載機でFAA、とヨーロッパ航空安全庁(EASA)から型式証明を取得しています。
今回のATC取得により、近くユナイテッド航空向けの787-9の初号機、機体記号「N38950」が引き渡しされる見通しです。ボーイングは787-9でニュージーランド航空に「ZK-NZE」、全日空(ANA)に「JA830A」を引き渡ししており、ユナイテッド航空で3機目の引き渡しとなります。
なお、日本航空(JAL)向けの787-9の初号機、「JA861J」として登録される予定の機材も、787-9の型式証明、ATC取得に向けたテスト飛行を実施しており、今後は改修が施され、デリバリーされる予定です。