広域医療搬送訓練、機動衛生ユニットを搭載したC-130などで広域搬送

広域医療搬送訓練、機動衛生ユニットを搭載したC-130などで広域搬送

内閣府は2014(平成26)年度広域医療搬送訓練を2014年8月30日(土)に実施します。南海トラフ地震を想定し、大分、宮﨑、鹿児島に津波による甚大な被害発生を想定した訓練を実施します。内閣官房、内閣府、警察庁、消防庁、厚生労働省、国土交通省、海上保安庁、防衛省、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、神奈川県、新潟県、大阪府、広島県、愛媛県、熊本県、大分県、宮﨑県、鹿児島県が総合的な実動訓練に参加します。

訓練では被災地と想定する3県の大分空港、新田原基地、鹿児島空港を拠点に、被災地以外の空港とを結ぶ広域搬送を行います。大分空港とは機動衛生ユニットを搭載したC-130輸送機で関西空港と輸送するほか、大分スポーツ公園の広域搬送拠点臨時医療施設(SCU)と松山空港をCH-47が結びます。また、新田原基地と厚木基地、鹿児島空港と新潟空港をC-130で結ぶほか、熊本空港と広島空港をCH-47で結ぶ訓練を行います。

この訓練には各県の防災ヘリコプターが参加するほか、航空自衛隊の航空機4機と機動衛生ユニット1セット、陸上自衛隊の航空機1機など、人員160名、車両15両を使用します。

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