ロッキード・マーティンは、2014年8月25日、22機目のC-5Mスーパーギャラクシー「86-0011」を、ジョージア州マリエッタ工場でアメリカ空軍へ引き渡しました。
C-5Mは、C-5B/Cギャラクシーのエンジンを換装するなどした近代改修機です。「86-0011」はC-5Bだった機体で、2012年4月に横田基地に着陸できず、羽田空港にダイバートした機体です。
FlyTeamメンバーによる「86-0011」 羽田空港での航空フォト
「86-0011」は、ワシントンD.C.のアメリカ空軍本部空軍次官事務所グローバル・リーチ・プログラム部長のドワイヤーL.デニス少将の指揮するクルーが、ペイント補修を行うニューヨーク州スチュワート州空軍基地へ空輸しました。補修が完了後、カリフォルニア州トラビス空軍基地(AFB)へ配備され、同AFBで4機目のC-5Mとなります。