アメリカ海兵隊第22遠征部隊(22 MEU)のAV-8BハリアーIIが、2014年9月8日、イラクのハディーサ・ダム近くのイスラム過激派組織「イスラム国(ISIL/ISIS)」を攻撃した模様です。Marine Corps Timesが報じています。
ハディーサ・ダムは、イスラム国側に占拠されると水門を開いて壊滅的な洪水を引き起こす可能性があり、またイラクの国内電力の1/3を担っている戦略的に重要な施設です。
AV-8Bは、強襲揚陸艦USSバターン(LHD-5)から出撃した模様で、海兵隊がイスラム国を攻撃するのは初めてです。
シリアのイスラム国に対しては、アメリカ空軍がU-2やRQ-4グローバルホーク、RQ-170センチネルで偵察・監視を強めています。