ルフトハンザ、砂糖原料のバイオ燃料でフランクフルト/ベルリン線を運航

ルフトハンザ、砂糖原料のバイオ燃料でフランクフルト/ベルリン線を運航

ルフトハンザ・グループは2014年9月15日、フランクフルト発ベルリン・テーゲル着のLH190便で新たなバイオ燃料を使用し、運航したと発表しました。この燃料は砂糖を原料とするバイオ燃料で、ケロシンにファルネセンを10%混合させて飛行しました。

砂糖原料のバイオ燃料で定期便を運航

ルフトハンザによると、この燃料を使用した飛行はヨーロッパではこの定期便運航が初めてでした。ファルネセンはフランスの石油企業のトタルとアメリカのバイオテクノロジー企業のアミリスが共同で開発した砂糖をもとにしたバイオ航空燃料で、2014年4月に持続可能なバイオ原料円卓会議(Roundtable on Sustainable Biomaterials:RSB)から認可を受けています。

このフライトに先立ち、ハンブルクにあるルフトハンザ・テクニークの施設で2013年秋にリグで試験を行い、燃料の放出特性を向上させ、石油系ケロシンとの混合が2014年6月に承認されました。

ルフトハンザ・グループは「バイオ燃料戦略2020」を策定し、気候変動防止へのコミットメントを示し、バイオ燃料の開発に向けて取り組みを進めています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く