MQ-4Cトライトン無人機(UAS)が、2014年9月18日、初めてアメリカ大陸を横断して、メリーランド州パタクセントリバー海軍航空基地に到着しました。
MQ-4Cは、カリフォルニア州のノースロップ・グラマン・パームデール工場を離陸し、アメリカ南部国境からメキシコ湾、フロリダへ抜ける計器飛行ルートを飛行し、大西洋岸からチェザピーク湾までは民間機が飛行しない5万フィート以上の高高度を飛行しました。約11時間、3,290海里を飛行し、パタクセントリバーには7時53分に着陸しました。
MQ-4Cは、RQ-4グローバルホークの海軍仕様で、洋上での監視・偵察が主任務となります。パタクセントリバーへの移動は、初期の試験が完了し実用試験など次の段階への移行を意味します。2017年の初期作戦能力(IOC)獲得までに、3機の試作機で約2,000時間の試験飛行が予定されています。