成田空港、10月16日に消火救難総合訓練 傷病者メイクでリアリティー

成田空港、10月16日に消火救難総合訓練 傷病者メイクでリアリティー

成田空港は2014年10月16日(木)、航空機事故消火救難総合訓練を実施します。成田空港内整備地区エプロン、第1旅客ターミナル28番バスゲートで実施します。全日空(ANA)が767を提供、65機関、約1,200名、緊急車両など約300台が参加します。

訓練は、従来の内容を踏襲しつつ、より実践的で臨場感のあるものを目指します。千葉科学大学と国際医療福祉専門学校の協力により、両校の学生に傷病者メイクを施し、本番さながらの傷病者役を演じてもらい、リアリティーのある訓練を行います。

また、訓練の重点項目は、5項目です。(1)航空機周辺の状況把握と適切な消防車両の接近、(2)医療救護活動で傷病者の処置の適切な優先順位の決定、(3)現場調整所と合同対策本部の連携と的確な意思決定、(4)千葉県広域消防相互応援協定と自衛隊災害派遣要請による広域搬送、(5)無傷者や軽傷者のケアを実施する被災者一時収容所の設置運用、となっています。

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