英・ヴァージン、2015年9月末に国内線リトル・レッドを運航停止

英・ヴァージン、2015年9月末に国内線リトル・レッドを運航停止

イギリスのヴァージン・アトランティック航空は国内線を運航するブランド「リトル・レッド」を2015年に運休すると発表しました。ロンドン・ヒースロー発着の3路線のうち、マンチェスター線は2015年3月末まで、エディンバラ線とアバディーン線は2015年夏スケジュールは運航し、9月末に運航を終えます。

リトル・レッドは2013年3月にbmiを買収したブリティッシュ・エアウェイズが発着枠を返上し、その発着枠を獲得して運航を開始したものです。ヴァージン・アトランティック航空は世界各地とのネットワークとイギリス国内線を接続し、顧客取り込みを狙いました。

運休の理由はヴァージンの説明によると、地点間の利用に留まり、国際線と国内線の乗継ぎ需要が伸び悩んでいることを挙げています。内際乗継ぎはリトル・レッドの成功の大きな指標の1つとしています。

また、ヴァージンは2014年中の黒字化を目指し、順調に経営改善が進んでいるとしていますが、リトル・レッドはその成長には貢献していないためとも明らかにしています。

期日: 2015/09/30まで
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