JAL、JMB会員の個人情報漏えいで中間報告 件数は83,224名分

JAL、JMB会員の個人情報漏えいで中間報告 件数は83,224名分

日本航空(JAL)はJALマイレージバンク(JMB)会員の個人情報漏洩の可能性について、2014年10月29日、中間報告を発表しました。この中で、悪意のあるプログラムによる顧客情報データの抜き取り、漏えいの可能性がある件数は、9月19日から9月22日分で83,224名分としています。当初の約19万名分から詳細が判明したもので、正常だった7月29日から9月18日までに139名分が漏えいした可能性があることも新たに判明したとしています。

また、悪意のある外部サーバに送信されたデータ件数は、最大約2万1000件としていましたが、新たに判明した分を含め、通信量から試算した実際に外部に送信されたデータ件数が9月19日から9月22日は9,745件であるとしています。JALでは、7月29日から9月18日の外部に送信されたデータ最大73万件については引き続き調査を行っています。

JALでは、社外取締役と社外監査役の5名で構成する新たな社内に検証委員会「顧客情報漏えい問題に関する独立役員検証委員会」を立ち上げ、社内調査の検証やITシステム全般の問題点を検証し、セキュリティの強化、再発防止に取り組むとしています。

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