エアバス・ヘリコプターズ、EC725をインドネシアへ引き渡し【画像】

エアバス・ヘリコプターズ、EC725をインドネシアへ引き渡し【画像】

エアバス・ヘリコプターズは、2014年11月6日、フランス・マリニャーヌ工場で、インドネシア空軍の戦闘捜索救難(CSAR)ヘリ、EC725の1号機を引き渡しました。このEC725は、バンドンのインドネシアン・エアロスペース(PTID)西ジャワ工場で、ミッション機器の取り付けが行われ、2015年半ばには空軍に納入されます。

エアバス・ヘリコプターズ EC725

インドネシア空軍はEC725を6機発注していますが、将来的に10機追加して16機で1個飛行隊を編成します。同空軍はこれまでAS332シュペルピューマとAS330ピューマを運用しており、30年以上前からPTIDでライセンス生産されました。また、PTIDは2008年から、EC225とEC725のテールブームやエアフレームの生産を分担するなどエアバス・ヘリコプターズとは緊密な関係があります。

EC725は、2005年から運用が開始された11トンクラスの双発戦術ヘリコプターで、フランス、ブラジル、メキシコ、マレーシア、インドネシア、タイで採用されています。レバノンやアフガニスタン、マリ、リビアなどで実戦に使用され、信頼性や能力を実証しています。

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