全日空(ANA)は2011年8月12日から8月21日までのお盆期間の利用実績を発表した。国内線の旅客数は前年比105.6%の154万6461人、国際線は117.1%の19万9087人だった。国内線は8月5日に発表した予約数から約26万人、国際線は8000人が増えた。
ANAでは国内線はお盆期間にも設定した割引運賃、需要分散化などで東日本大震災の影響は残るものの確実に回復基調にあるという。また、国際線は海外発の訪日旅行で影響は残るものの、こちらも回復基調にある。
国内線の路線別では沖縄線が利用率89.1%と最も高く、伸び率では北海道が前年比115.3%だった。国際線はホノルル線のリゾート路線の利用率が96.3%で、伸び率も164.7%だった。
提供座席数 | 前年比 | 利用者数 | 前年比 | 利用率 | |
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国内線 | 195万7964席 | 103.3% | 154万6461人 | 105.6% | 79.0% |
国際線 | 22万953席 | 116.7% | 19万9087人 | 117.1% | 90.1% |