ジャムコ・アメリカ、FAAから旅客機の内装改造でICA認定を取得

ジャムコ・アメリカ、FAAから旅客機の内装改造でICA認定を取得

ジャムコは、アメリカの子会社ジャムコ・アメリカ(JAMCO AMERICA,INC.)が2014年9月25日、アメリカ連邦航空局(FAA)から耐空性の審査要領を示した書類に対する承認を、FAAの代理として行える権限「Instructions for Continued Airworthiness (ICA)の書類審査と承認」が付与されたと発表しました。これにより、旅客機の内装改造業務を行う場合、ICAマニュアルの情報を追加、変更した内容をFAAの代理として、承認行為を行う権限が与えられました。

ジャムコ・アメリカは、FAAから2008年に安全認証業務を代行する権限を認める制度「Organization Designation Authorization (ODA)」認定を取得しており、ODAとして初めてICA認定の取得となりました。

ジャムコ・アメリカは、ODAとして権限が拡充し、FAAと事務手続きを効率的で迅速に進められ、顧客の要望に沿ったスケジュールの設定が可能となり、効果的に認証業務へ対応ができるとしています。

認証業務は、シンガポール子会社のジャムコエアロデザインエンジニアリング (Jamco Aero Design Engineering:JADE) がヨーロッパ航空安全庁(EASA)から「EASA Design Organization Approval (DOA)」を取得し、ジャムコ・アメリカと連携し、ジャムコグループが世界中の航空機の内装品デザインから認証取得までの業務を提供することができます。

メニューを開く