シンガポール航空のLCC、777の座席数は400席?-内部文書より

シンガポール航空のLCC、777の座席数は400席?-内部文書より

シンガポール航空が立ち上げる格安航空会社(LCC)の利用機材はB777-200型と発表されているが、その座席数が400席の構成になりそうだ。運航開始する2012年は4月から7月まで毎月1機ずつ、合計4機を導入する。新LCCが作成した入札書類の情報として、センター・フォー・アジア・パシフィック・エイビエーションが伝えている。

この座席数はLCCの同等の機材で比べるとほぼトップクラスの座席数。B777-200型のライバル機種のA330-300型を利用するエアアジアXは、プレミアムクラス12席、エコノミークラス365席、合計377席で、それを約20席も上回る。この機材で400席クラスの場合、全日空(ANA)の国内線機材がプレミアムクラス21席、エコノミークラス384席の構成があり、これに近い機内空間、座席の広さになりそう。

さらに新LCCが作成した書類には就航地としてはオーストラリア、ニュージーランドの大洋州、中国、韓国、日本の北アジア、インドと湾岸地域が念頭にあるという。

2012年には、日本でもLCCが続々とフライトを予定。そんな中にこのLCCも参入するか、ワダイがまたひとつ増えそうです。

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