スカンジナビア航空は2015年2月4日、ロンドン・ヒースロー空港の発着枠を売却すると発表しました。着陸、離陸のセットで1枠を売却するもので、約6000万米ドル、約70億円の収益増の可能性があるとしています。売却先は明らかにしていませんが、国際線を運航する大手航空会社としています。
スカンジナビア航空はロンドン・ヒースロー空港で現在、1日21枠の発着枠を保有しており、売却により20枠となります。
就航地はロンドンからコペンハーゲン、ヨーテボリ、オスロ、ストックホルム、スタヴァンゲル線を運航しています。1枠の売却後もスカンジナビア航空はロンドン・ヒースロー空港発着で充実したネットワークを提供出来るとしており、機材の大型化を検討しています。また、ヒースロー空港以外のロンドンの空港を利用することも検討するとしています。