エティハド航空は2015年2月1日、2014年12月末に受領していた同社初の787、機体記号(レジ)「A6-BLA」の787-9で、アブダビ/デュッセルドルフ線での営業飛行を開始しました。アブダビ発2時14分のEY23便で、7時間25分の飛行でデュッセルドルフに到着しました。折り返しのEY24便はデュッセルドルフ発が10時20分、アブダビ着は10時50分でした。
エティハド航空はこの787-9の出発を前にアブダビでセレモニーを開催し、同社が受領したA380と共に旗艦機となる門出を祝いました。
エティハド航空の787はファースト・スイートが8席、ビジネス28席、エコノミー199席仕様で、計235席です。エティハドはすでに機内サービスのアップグレード、新制服の導入しており、新仕様のシートの提供とあわせ、787で開発された快適な機内環境、燃費効率の高さから効率の高い運航を行うことが出来るとしています。
エティハド航空は787を71機を発注しています。発注したのは787-8と787-9の2機種で、これらの投入路線はワシントンD.C.、ムンバイ、モスクワ、ブリスベンなどを上げています。また、エティハド航空はビジネスとエコノミーの2クラス仕様の787も2016年から受領する計画です。