エンブラエル、オーストラリアに初のレガシー500を納入

エンブラエルは2015年2月9日、レガシー500をオーストラリアの顧客に初めて引き渡したと発表しました。ノースクィーンズランド州を拠点にした運航者で、顧客名は非公表となっています。

この機体は主にビジネス目的に運航される予定で、購入など各種手続きはオーストラリアのノリス・アビエーション・サービスが代行しました。また、2015年1月にオーストラリア民間航空安全局から、レガシー500は型式証明を取得しています。

エンブラエルでは、レガシー500のような中型ビジネスジェットはオーストラリア大陸を横断でき、オーストラリアには最適な機材だとアピールしています。レガシー500は客室に8席を設け、音響、各種オーディオ・ビデオシステムを装備が可能なほか、コクピットはフライ・バイ・ワイヤ、サイドスティックの操縦桿などを特徴とした、航続距離5,788キロの機体です。