アメリカ国防安全保障協力局(DSCA)は、2015年2月6日、国務省がオランダへMQ-9リーパー無人機4機と部品、サポートなどを対外有償軍事援助(FMS)で輸出することを承認したため、この輸出案を議会へ報告しました。
オーストラリア政府はMQ-9 Block 5 3機と移動地上コントロール・ステーション、ハネウェルTPE331-10Tターボプロップ・エンジン6基、電子機器類など推定3億3,900万ドル分の輸出をアメリカ政府に求めています。
オランダはNATO加盟国で、アメリカの同盟国です。MQ-9の輸出によりオランダ軍の情報収集・監視・偵察(ISR)機能や、相互運用性向上することは、アメリカの国益と一致し、地域の軍事バランスを変えないと評価しています。