オランダとフランスのトランサヴィア、737-800を17機追加発注

オランダとフランスのトランサヴィア、737-800を17機追加発注

ニュース画像 1枚目:トランサヴィアの737-800 「PH-HZL」
© transavia.com
トランサヴィアの737-800 「PH-HZL」

ボーイングは2015年2月12日、エールフランス/KLM・グループ傘下のトランサヴィアから737-800を17機、受注したと発表しました。契約ではオプション発注3機分が含まれており、最大20機となります。2015年のカタログ価格では16億ドル相当で、ボーイングは発注・デリバリーリストには顧客名非公表として掲載していました。

トランサヴィア、トランサヴィア・フランスとオランダ、フランスを拠点とする格安航空会社(LCC)で使用される機材で、両社で現在はボーイングの737を45機を保有しており、その機材を拡大します。トランサヴィアは、同社のビジネスの拡大、旅客への費用対効果、快適性を高めるとしています。

また、トランサヴィアは1970年代半ばから737ファミリーを運航しており、40年超にわたりこの機材を主力機として使い続けることとなります。

トランサヴィアの機材拡大をめぐっては、エールフランス航空がパイロット組合と断続的に協議を行い、2014年12月に承認を得ていました。これにより、トランサヴィア・フランスは2015年夏に21機体制とし、パリ・オルリー発着便を強化し、2019年には737を37機体制にまで増機する計画です。

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