ベル・ヘリコプター、ヘリ・エクスポで同社史上最大の受注機数を獲得

ベル・ヘリコプター、ヘリ・エクスポで同社史上最大の受注機数を獲得

ニュース画像 1枚目:セコ・インターナショナル、ベルの新型機505ジェットレンジャーXを発注
© Bell Helicopter
セコ・インターナショナル、ベルの新型機505ジェットレンジャーXを発注

ベル・ヘリコプターは2015年3月13日、アメリカ・フロリダ州で開催されたヘリ・エクスポ2015でおよそ300機の受注、コミットメントを獲得したと発表しました。日本からはセコ・インターナショナルがベルの新型機505ジェットレンジャーXを10機、発注する覚書を締結しています。

この発注機数は、ベル・ヘリコプター史上最大の受注でした。この記録を作る大きな要因は、全米で緊急医療搬送事業を手がけるエアー・メソッズ・コーポレーションが407GXPSが200機発注、アイルランドに本社を置くリース会社のウェイポイント・リーシングがベル525リレントレスを20機とオプション権のコミットメントを締結するなど、大型発注を獲得したものによります。

また、2015年のヘリ・エキスポでは、50ポンドペイロード増となる新しいベル 407GXPを発表しました。新しいロールスロイスM250エンジンを採用し、電力や燃料効率を高め、運航コストを抑える新しいアビオニクスを導入した派生系です。

同社では、エクスポ期間中のブースで「退屈な瞬間」は皆無だったとその成功を喜んでいます。なお、機種別の受注状況は以下の通りです。

■ベル・ヘリコプター「ヘリ・エキスポ」の受注
Bell 407GX / GXP:220機
Bell 429:12機
Bell 206L-4:5機
Bell 412 EP/EPI:1機
Bell 525 Relentless:29機
Bell 505 Jet Ranger X:24機

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