アメリカ空軍は、ウクライナ問題で不安定化するヨーロッパ情勢に対応するため初めて州空軍(ANG)部隊を、オランダへ派遣しました。
派遣されたのはフロリダ州ANG第125戦闘航空団(125FW)のF-15C 12機と隊員約200名で、2015年3月31日にオランダのレーワルデン基地に到着しました。125FWは4月中旬まで、当地で任務に就きます。
アメリカ軍はヨーロッパにおける軍備増強を「アトランテック・レゾルブ」作戦と名付けています。このような応急的な措置をアメリカ空軍は地域安定化パッケージ(TSP : theater security package)と呼び、太平洋地域でも2004年から実施しているとしています。