MRJ試験飛行機5機、最終組立の状況を公開

三菱航空機は初飛行の計画、量産化に向けた進捗状況を発表しました。これとあわせ、現在の機体の組立て状況を公開しました。

ロールアウトした試験飛行機の1号機に続き、2号機、3号機、4号機の最終組立を進めていましたが、新たに5号機を加え、その組立を進めています。2号機はほぼ完成に近づいており、3号機は翼胴結合の作業中、4号機はこれから主翼、垂直・水平尾翼の結合、5号機は組立て作業が着手された状況です。

5機の試験飛行機は、1号機が初飛行を行った後、高度や速度の飛行領域拡大、システム試験、2号機は機能試験と性能試験、3号機は飛行特製試験とアビオニクス、4号機はシステムや客室の性能、騒音、防氷試験、5号機は自動操縦試験を主に行っていきます。

この画像は初号機は2014年10月のロールアウト、その他は2015年3月下旬から4月3日ごろ三菱重工業の名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場で、撮影された画像です。