アラスカ航空の貨物スペースでスタッフが居眠り、離陸14分後に緊急着陸

アラスカ航空の貨物スペースでスタッフが居眠り、離陸14分後に緊急着陸

ニュース画像 1枚目:アラスカ航空 737
© Alaska Airlines
アラスカ航空 737

アラスカ航空のシアトル発ロサンゼルス着のAS448便が2015年4月13日、14時25分の離陸後14分で出発したシアトルに緊急着陸しました。理由はパイロットが航空機の下部から叩く音を認識し、これを受けて緊急事態を宣言し、シアトルに優先着陸しました。着陸後に貨物室前方から搭載業務を担うエージェントが発見され、このスタッフは病院に運ばれました。

アラスカ航空の説明によると、このスタッフはアラスカ航空と契約するメンジーズ・アビエーション(Menzies Aviation)のスタッフで、業務中に寝てしまい、航空機がそのまま出発してしまったものです。このスタッフには薬物検査を行われましたが、問題はありませんでした。

当時、業務を行っていたスタッフのチームリーダーは、該当のスタッフがいないことに気がつき、携帯電話を鳴らしたものの応答がなく、貨物室で就寝したスタッフの同僚はシフトが14時30分で終了することから、勤務を終えて家に帰ったと思っていたとしています。

メニューを開く