アトラス航空もB747-8F型3機のデリバリーを拒否-初号機は10月

アトラス航空もB747-8F型3機のデリバリーを拒否-初号機は10月

アトラス航空は2011年に受領する予定のB747-8F型12機のうち、初期に製造された3機の受領を拒否し、9機の受領に変更する。受領予定は2011年10月と11月に3機を予定し、この機材はブリティッシュ・エアウェイズへ運航機材、運航乗務員、整備、機材保険コストを請け負うウェットリースとなるACMI契約で利用する。

アトラス航空は2006年9月にB747-8F型12機を発注。予定よりもデリバリーが遅れたこと、また747-8Fが製造された初期の機体の性能について問題視していることから、初期に製造された3機のデリバリーを拒否した。

今後のデリバリースケジュールは2011年に3機、2012年に4機、2013年に2機を受領する予定に変更される。このうち2011年から2012年にかけてデリバリーされる最初の5機はACMI契約で利用する機材。はじめの3機がブリティッシュ・エアウェイズ、のこる2機がパナルピナへの機材になる。なお、2011年デリバリーされる3機は2012年にデリバリー予定の性能が向上した機材のデリバリーを予定している。

B747-8F型を巡っては、ローンチカスタマーのカーゴルクスもデリバリーを拒否している。

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