東京航空局は、百里飛行場航空貨物取扱施設の営業者を公募します。茨城空港旅客ターミナルビル南側、路線バス乗り場の東側に貨物取扱施設、GSE置場を新設する計画で、このうち貨物取扱施設について2016年4月めどに、営業開始予定での募集となります。
茨城空港での貨物取扱いは、国際線で2014年度が73.192トン、2013年度が9.061トン、2012年度が23.075トンでした。現在、貨物の保管場所は旅客ターミナルビル内の事務室の一部を利用しています。今回の募集では、国際定期便の就航、状況の変化から2014年12月から月約20トン程度の定量的な貨物実績があることから、新たな航空貨物専用取扱施設が必要だとしています。
また、首都圏空港の機能強化にあわせ、百里飛行場でも貨物輸送の需要増が想定されるとしており、新たな貨物取扱施設を整備します。
なお、百里飛行場は滑走路2,700メートル、幅45メートルで、エプロンは中型ジェット機用が1スポット、小型ジェット機用が3スポット設けられています。空港の運用時間は9時30分から21時で、現在は国内線でスカイマーク、国際線で春秋航空が就航しています。
詳しい募集要項などは、東京航空局のホームページを参照ください。