離水に失敗したUS-2が水没、引き上げを再検討 イベント展示は中止

離水に失敗したUS-2が水没、引き上げを再検討 イベント展示は中止

ニュース画像 1枚目:US-2救難飛行艇
© 海上自衛隊
US-2救難飛行艇

海上自衛隊岩国航空基地所属のUS-2、5号機「9905」が2015年4月28日、離水に失敗した事故で、同基地によると同機は2015年5月1日11時58分、現場海域で水没しました。事故直後から、機首を水面下にし、尾翼部分が浮いている状態でした。

海自は現在、同海域で引き続き艦艇や航空機で周囲の警戒監視を行っているほか、その引き上げについて検討しています。この機体は民間の会社が引き上げを行う予定でした。

なお、US-2は当面、飛行停止の措置がとられています。これを受け、岩国航空基地では5月3日(日・祝)に開催されるフレンドシップ・デーで当初計画していた、US-2の地上展示については、行わないことを明らかにしています。

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