CFMのLEAP-1Aエンジン搭載のA320neo、トゥールーズで初飛行

CFMのLEAP-1Aエンジン搭載のA320neo、トゥールーズで初飛行

ニュース画像 1枚目:A320neo「F-WNEW」 LEAP-1Aエンジン搭載機が初飛行
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A320neo「F-WNEW」 LEAP-1Aエンジン搭載機が初飛行

エアバスは2015年5月19日、CFMインターナショナルのLEAP-1Aエンジンを搭載したA320neoで初飛行を行いました。製造番号「6419」で、機体記号「F-WNEW」のA320neoは、トゥールーズを離陸し、ビスケー湾上空を中心に、4時間25分の飛行を行いました。高度は39,000フィートにまで達し、エンジンのロー、ハイスピード・テスト、各種システムの状態を確認するなど、順調に予定されていた試験項目を実施しました。

A320neoは現行のA320をベースとしつつ、シャークレットを装備、客室の改良を行ったほか、エンジンを換装したことにより2020年までに現行から燃費20%の改善を目指しています。すでにプラット・アンド・ホイットニー製のエンジンを搭載したA320は2014年9月25日に初号機「F-WNEO」、2015年3月25日に2号機の「D-AVVA」が飛行しており、A320neoでは今回が3機目の初飛行となります。

A320neoファミリーの開発は、A320neoでPW1100GとLEAPエンジン搭載機が2機ずつの計4機、A319neoとA321neoではP&W、IAEのエンジンを搭載した1機ずつの計4機、A320neoファミリーで合計8機のテスト機が使用される予定です。A320neoの飛行試験は130フライト、400飛行時間を超えるテストフライトが実施されています。

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