ソーラー・インパルス、名古屋小牧に移動式格納庫を展開へ スタッフ来日

ソーラー・インパルス、名古屋小牧に移動式格納庫を展開へ スタッフ来日

ニュース画像 1枚目:今回の飛行のパイロット、アンドレ・ボルシュベルグ氏
© Solar Impulse
今回の飛行のパイロット、アンドレ・ボルシュベルグ氏

世界一周中の「ソーラー・インパルス2」の機体記号(レジ)「HB-SIB」は2015年6月1日、県営名古屋空港にダイバートしました。南京を出発し、ハワイ・オアフ島のカラエロア空港に向かう予定でしたが、名古屋にダイバートし、ハワイ方面の天候の回復を待ちます。

予定していない場所での滞在とあって、整備にあたるスタッフも上海から名古屋に急遽移動しました。フライトで天候のトラブルと相まってか、ツイッターでは移動のため搭乗した中国東方航空のMU529便がディレイし、予定の12時35分から19時42分に中部国際空港に到着しました。

今後、ソーラー・インパルスのスタッフは、移動式の格納庫を展開し、ハワイへ向けて離陸する時まで備えます。なお、ソーラー・インパルスの公式Youtubeでは、その移動式格納庫の動画が紹介されています。空気で格納庫を組立る様子や、ソーラー・インパルス2を格納時は機体を横に移動させるなど、興味深いシーンが収められています。

この記事に関連するニュース
ニュースURL
メニューを開く