ソラシドエアとして運航するスカイネットアジア航空は、2015年5月28日(木)、2015(平成27)年3月期の決算を発表しました。沖縄路線の旅客数増が牽引し、営業収入は前年度比1.9%増の 356億2400万円、リース料の増加や広告宣伝費を増やし営業利益は31.3%減の10億7600万円となりました。経常利益 は18.3%増の15億9800万円、純利益は 15億3600万円でした。これにより、8期連続の黒字となっています。
ソラシドエアは計画通り、2014年10月に737-800への機材更新を完了させ、安全運航、運航品質の向上、さらに高収益体制を確立する体制を整えました。また、ソラシドエアのブランド浸透を図る施策の一つとして、11月から女性をターゲットに新サービス「ソラ女子」の導入などを進めています。
なお、運航実績は、台風による 215 便の大量欠航が影響し、年度での欠航は317 便と前年度から 51.7%増え、就航率は 98.6%と前年度の 99.1%から悪化しました。定時出発率は、羽田、那覇空港の混雑の影響から88.8%と、前年度の90.5%からこちらも下回っています。