香港航空は2015年6月15日、パリ・エアショー会場で機内エンターテイメントと機内通信システムの導入について、エア・コム・パシフィック、クリンゴン・アエロスペースと業務提携を締結しました。
この業務提携により、香港航空はフライト中に機内でのインターネット接続を提供します。エア・コム・パシフィックは台湾の同社代理店のクリンゴン・アエロスペースを通じて、KAバンド、KUバンドを使用したサービスを提供する予定です。基本はKAバンドで提供を行いますが、運航路線で通信がカバーされていない場合はKUバンドでの接続環境を提供します。
このシステムの導入により、免税品のリアルタイムの支払い、機内エンターテイメントシステムを通じたリアルタイムのテレビ番組の提供など、今までは出来なかった機内サービスの実現を可能にします。このほか、リアルタイムの旅行保険への加入サービス、ホテルの予約、レンタルカーやその他の旅行サービスの申し込みなど、機内の座席から予約が可能になります。
なお、詳しくは、エア・コム、または香港航空のウェブサイトを参照ください。