ノースロップ・グラマン、レーザーで携帯ミサイルを無効化

ノースロップ・グラマン、レーザーで携帯ミサイルを無効化

ニュース画像 1枚目:ノースロップ・グラマンの先進対ミサイルシステム
© Northrop Grumman
ノースロップ・グラマンの先進対ミサイルシステム

ノースロップ・グラマンは、2015年6月22日、アメリカ州空軍(ANG)や空軍予備軍団(AFRC)のKC-135に装備する先進対ミサイルシステム3基を、3,170万ドルでディフェンス・マイクロエレクトロニクス・アクティビティ(DMEA)から受注したと発表しました。

ノースロップ・グラマンは、国土安全保障省からの発注で開発したガーディアン・システムをベースに近代化した第3世代の対レーダー・システム・ポッドを、2017年までに納入して、試験の支援や訓練を実施します。

LAIRCM( Large Aircraft Infrared Countermeasures)Block 30仕様の第3世代ポッドは、最新のプロセッサー技術による赤外線ミサイル警報センサー、バイパー・レーザー、新しい制御インターフェース・ユニットで構成されています。

LAIRCMが携帯地対空ミサイル(MANPADS : man-portable air-defense system)を感知すると、ミサイルにレーザーを照射して誘導システムを妨害します。航空機のクルーが何もしなくても数秒のプロセスでこれを完了します。システムは一つのポッドに納められ胴体下部に装着されます。他の機体への移設も簡単にできるとのことです。
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