エアバス・ヘリコプターズ、「X6」コンセプトフェーズ立ち上げ

エアバス・ヘリコプターズ、「X6」コンセプトフェーズ立ち上げ

ニュース画像 1枚目:開発フェーズに入ったことが発表された「X6」
© Airbus Helicopters
開発フェーズに入ったことが発表された「X6」

エアバス・ヘリコプターズは2015年6月16日、パリ・エアショーでヘビーヘリコプター「X6」のコンセプトフェーズを立ち上げたと発表しました。コンセプトフェーズは2年間で、石油、ガス産業の輸送業務を主な市場とし、捜索救助、VIP輸送などの任務に使用できる機体です。開発フェーズに移行後、2020年代には実用化をめざします。

コンセプトフェーズでは、世界中の顧客と対話を行い、顧客の運用要件を満たすマーケティング、構造、設計の選択肢を評価していきます。

エアバス・ヘリコプターズは2015年3月、「X4」として開発が進められていた同社の新型ヘリコプター「H160」として発表していますが、「X6」はこれに続く「H」世代の新型機開発となります。このX6は、次世代のツイン・エンジンを採用し、デアイシングなど全天候に対応するほか、フライ・バイ・ワイヤを採用します。

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