ルフトハンザ・グループは、航空機の運航に伴う騒音の低減に取り組んでいます。ルフトハンザ・カーゴは2015年6月25日、マクデブルク・コフシュテード空港で新たな騒音低減装置をMD-11貨物機2機に取り付け、テスト・フライトを実施しました。
ルフトハンザ・テクニークは、ルフトハンザ・ドイツ航空の100機のA320に今後数週間のうちに騒音低減装置を取りつける予定です。2014年11月から、ルフトハンザはA319、A320、A321の中・長距離路線に投入する機材の主翼下に、騒音低減装置を設けてきました。この取り組みを行う航空会社は世界で初めて、すでに157機にこの装置が取り付けられています。将来的にはルフトハンザの200機以上の機体が、静音装置を装備して運航します。
騒音低減で重視されているのは、新機材への継続的な投資です。ルフトハンザ・グループには最新の259機の機体が2025年までに納入される計画で、2016年にはA350-900が納入される予定です。このA350は現在の同規模の機種と比べ、およそ30%の静穏化が実現できます。
詳しくはルフトハンザ・グループのウェブサイトを参照ください。