アメリカ海兵隊、F-35BのIOC獲得への準備万端

アメリカ海兵隊、F-35BのIOC獲得への準備万端

ニュース画像 1枚目:初の実戦用ソフトウェア Block 2BがインストールされたF-35Bミッション・シミュレーター
© USMC
初の実戦用ソフトウェア Block 2BがインストールされたF-35Bミッション・シミュレーター

アメリカ海兵隊は、F-35BライトニングIIが2015年7月中に初期作戦能力(IOC)を獲得するための準備が整ったと、6月30日に発表しました。

F-35B最初の実戦飛行隊であるアリゾナ州の海兵航空基地(MACS)ユマの第121海兵戦闘攻撃飛行隊(VMFA-121)グリーンナイツが、6月22日にF-35Bと4基のフル・ミッション・シミュレーター用のサポート・ソフトウェア最新バージョンを受領しました。これにより初めての実戦用ソフトウェアBlock 2Bが使用可能な状態になりました。

またALISと名付けられた自律物流情報システムが、F-35の機体管理の主要な神経中枢として機能し始めます。最新バージョンのソフトウェアALIS 2.0.1が、海兵隊のモバイル機器向けにリリースされ、F-35Bの整備やミッション・プランニング、デブリーフィングに活用されることになります。

VMFA-121ではIOC獲得に続き、強襲揚陸艦に搭載されての初めての展開準備を進めています。

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