ソーラー・インパルス2、単独飛行時間世界記録を更新 あと2,000キロ

ソーラー・インパルス2、単独飛行時間世界記録を更新 あと2,000キロ

ニュース画像 1枚目:2015年6月29日、太平洋上を飛行するソーラー・インパルス2
© Solar Impulse
2015年6月29日、太平洋上を飛行するソーラー・インパルス2

2015年6月29日3時すぎに県営名古屋空港を離陸し、ハワイへ向かっているソーラー・インパルス2「HB-SIB」ですが、7月2日に飛行時間80時間を突破し、単独飛行時間の世界記録を更新しました。

7月2日13時現在、ソーラー・インパルス2は、名古屋からの飛行時間80時間57分、ハワイまでの飛行距離の74パーセントにあたる5,800キロを飛行し、残りは2,000キロ弱となりました。

パイロットのアンドレ・ボルシュベルグ氏は一人で飛行を継続し、20分程度の睡眠を切れ切れにとっています。一応、与圧キャビンを持つと言われるソーラー・インパルス2ですが、最高で3万フィートとなる高高度では防寒服に酸素マスクを着用し、旅客機のような快適な旅とは言えそうにありません。

これまでの単独飛行の世界記録は、2006年に単独無着陸世界一周飛行を成功させたヴァージン・アトランティック・グローバルフライヤーによるスティーブ・フォセット氏の76時間45分でした。

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