
© U.S. Air Force photo/Senior Airman Benjamin Raughton
44時間かけてオーストラリアまで往復しティンダルAFBに帰還したB-52Hストラトフォートレス
アメリカ空軍第2爆撃航空団(2BW)のB-52ストラトフォートレス2機が、ルイジアナ州バークスデール空軍基地(AFB)から44時間かけて、オーストラリアまでノンストップで往復し、2015年7月2日に帰還しました。
2機のB-52は、オーストラリア空軍(RAAF)地上部隊と協力してデラメール射爆場に通常爆弾の模擬弾を投下し、RAAFティンダルをローアプローチしました。
アメリカ戦略軍(USSTRATCOM)指揮下の爆撃機は、定期的に世界中に長距離飛行し、訓練を実施しています。これはアメリカ軍の長距離攻撃能力を保つ訓練であると同時に、同盟国との地域安全保障を確認する意思表示でもあります。
2015年4月にはイギリス、カナダ、オランダ空軍との共同演習のため大西洋・北海へ4機のB-52、5月にはヨルダン軍との共同演習に2機のB-52、6月にはバルト海での共同演習に3機のB-52を派遣するなどしています。