政府、ソマリア沖・アデン湾での自衛隊の海賊対処行動を1年延長

政府、ソマリア沖・アデン湾での自衛隊の海賊対処行動を1年延長

政府は2015年7月7日、国家安全保障会議と閣議でソマリア沖・アデン湾での自衛隊の海賊対処行動を1年間、延長することを決定しました。防衛省・自衛隊は引き続き、関係省庁、関係各国と連携し、海賊行為の防止の取り組みを行うとしています。今回の決定により、2015年7月24日から2016年7月23日までの活動を行います。

ソマリア沖・アデン湾への派遣は、2009年7月の「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律(海賊対処法)」に基づいて実施しています。派遣規模は護衛艦での対処を行う部隊が約400名、ジブチを拠点に航空機での行う部隊が約60名で実施しています。

また、必要に応じて人員、整備機材などを航空輸送する部隊、第151連合任務部隊司令部(CTF151)との連絡調整を行う20名の部隊が任務にあたっています。

装備は護衛艦2隻、航空機はP-3C哨戒機2機、輸送業務でC-130Hを使用しています。

メニューを開く